鈴兼米穀が取り組むSDGs
鈴兼米穀は持続可能な社会の実現のために 『繋げよう 人と大地の実り』 を合言葉とし、農業と商業を繋ぐ企業として経済活動を行い、その中でSDGsの取り組みを推進して参ります。
社員一人一人が食に携わる者として高い志と情熱をもって、日本食の柱である米の消費を守る事、米を食べる事で健康を感じられる商品開発などに挑戦し、日本の食文化を守り続けることに寄与して参ります。
1、 貧困をなくそう
地域の子ども食堂への米の無償提供を行い、地域における子供達の食の不安解消に取り組んでいます。(ターゲット1-2)
2、 飢餓をゼロに
家族農業かつ世代交代に取り組んでいる米農家からの玄米買取強化や、多くの小規模農家から直接玄米買取を行うことで、米の生産性向上に努めて参ります。(ターゲット2-3)
3、 すべての人に健康と福祉を
“あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し福祉を推進する” ために、栄養バランスの整った胚芽精米を推奨し、販売しております。
UHC(ユニバーサルヘルスカバレッジ)に基づき、すべての社員が年に一回の健康診断を実施し、原則すべての社員が癌などの高度医療が受けられる保険に社内福利厚生にて加入しております。(ターゲット3-8)
4、 質の高い教育をみんなに
多くの社員が、一般財団法人日本米穀商連合会によるお米マイスターの資格を有し、継続して技術や新しい知識の習得に努めております。また、子供を有する社員への教育費を長年にわたり付与しております。(ターゲット4-4)
6、安全な水とトイレを世界中に
無洗米の販売を通して、消費現場における環境負担の削減を推進しております。(洗米時の水の使用量・研ぎ汁の抑制)(ターゲット6-3)
7、エネルギーをみんなにそしてクリーンに
エネルギー消費を抑制・削減するために、オフィス・精米工場・倉庫内照明のLED化を推進、強化しております。
(ターゲット7-3)
8、働きがいも経済成長も
65歳の定年後も再雇用を推進しております。(一人当たりの経済成長率の持続の観点)(ターゲット8-1)
11、住み続けられる街づくりを
経済的な発展と、福祉などの生活の質、良好な生活環境などをあわせて維持していくことを目指すために、工場・倉庫敷地内などの緑地化と管理を、自社で行っております。
また、敷地内のLED照明の活用により、歩道を明るくし、地域住民の安心・安全に寄与して参ります。(ターゲット11-3)
12、つくる責任つかう責任
天然資源の持続的な管理、効率的な利用の観点から、一度使用した米の紙袋を農家へ無償提供し、弊社に出荷する米への使用を推奨し、リユースに努めています。(ターゲット12-2)
13、気候変動に具体的な対策を
工場内の使用電力の管理とともに、LED化をより一層推進して参ります。(ターゲット13-2)
14、海の豊かさを守ろう
研磨式の無洗米機を導入することで、工場からの排水はありません。(ターゲット14-1)
15、陸の豊かさも守ろう
精米時に発生する米糠を廃棄することなく、農業資材・飼料原料・こめ油・化粧品の原料として販売しております。
また、地域農家の堆肥作りのために米糠を販売し、武蔵野の落ち葉と米糠を利用した土づくり、落ち葉堆肥農法は日本農業遺産にも認定されております。(ターゲット15-1)
以上SDGs17項目中12項目を実行しております。
今後もより一層SDGsを推進し、それぞれの項目の具体的なターゲットに対する貢献を増やせるよう努力して参ります。